【Value前編】未知のバリューが変わった! 2泊3日バリュー合宿レポート

みなさんこんにちは!未知インタビュー担当です! 未知のバリューが変わって約半年間経った今、未知がどのような変化を遂げているのか前編・後編にわたってレポートいたします。 まず第一弾の今回はバリューを生み出した2泊3日のバリュー合宿の様子をご紹介します! 参加メンバーは代表、CHROと大阪・東京メンバーの希望者10名でじっくりと頭をひねって創りました


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2年ぶりの実施!? 未知バリューの課題

実は2年前にも実施されていたバリュー合宿。
なぜ今回2回目の合宿を実施することになったのでしょうか?

それは、現在の未知でバリューが浸透していないことに経営陣が課題を感じていたから。
未知では、一人ひとりが「人生をかけて成し遂げたいこと」を持って毎日働いています。しかし、多忙な業務を前に「なぜ私はここで働いているのか」「なぜこの仕事をしているのか」など目的を見失ってしまうこともあります。

以前のクレドに記載されているバリューの問題点は大きく3つありました。
・バリューの数が多いこと
・一つひとつが長く、覚えにくいこと
・キャッチーなものしか日常で使えていないこと

この3つを改善し、今の未知に足りないものは何か、理想の組織とは何かを真剣に考える2日間の様子をみていきましょう。

今の未知に足りないもの〜バリュー合宿1日目〜

代表から今の組織とこれからの組織について

まずは1日目。
最初は代表の下方が今考えるMission・Vision、つまり、組織のあり方や存在意義、会社の目指す方向性について語ります。

下方:我々のVisionである「先の価値をあげる。」これってわかりにくいのではないかと、ふと思ったんです。会社のVisionだから、こちらから説明しないと他者に伝わらないのは良くない。そこで、新しく「全ての人が輝く世界に変える。」としました。

私たちのVisionである「世のポテンシャルを飛躍させる。」これを実現して、「いずれは厚生労働省にポテンシャル人材の採用を認めてもらおう」とずっと話してきましたが、このポテンシャルを開花させていきたい人は日本だけでなく海外の人も含まれます。世界のどの範囲かはわからないが、海外事業を展開していき、これからは「世界のポテンシャルを開花していこう」と。

そのために私たちは6年経ってまだこの状態にあることに非常に危機感を覚えています。教育する人がいなくて組織として死んだ時期もたしかにありました。採用基準も大きく変えました。6年経った今は育てる人材ではなく、「ポテンシャル人材」を採用する時期です。たくさんの人材を育てるために幹部が部下に、その部下がさらに部下に想いを伝えていく組織になる必要があります。

未知を成し遂げたい夢が早く叶う会社にしましょう。5年以内に5社〜10社の子会社設立を目指しましょう。 その気持ちをもってバリューを決めてください。

組織には必ずと言っていいほど、3年に一回暗黒期がやってきます。そのときの支えとなるのは、どれだけバリューが浸透し、自分たちが日々言葉にできているかではないでしょうか。そんなバリューをここにいるメンバーで作っていきましょう。

浮き彫りになる未知の課題

代表の言葉をもとに、事前に伝えられていた宿題について個人でブラッシュアップをしました。
事前にもらっていた宿題は
「未知のMission、Visionを達成するための、理想の未知のメンバーとはどういう人物なのか?をなるべく具体的に考えてくる」
こと。
宿題を個人で考え、自分が思う「理想の未知社員」を発表しあいます。

「自分の成し遂げたいことに向けてアクションをし続ける」
「社外へも社内へもプロの対応をしている」
「“安心して任せられる”や“依頼してよかった”とお客様にいってもらえている」

などさまざまな回答があげられ、次はグルーピング。
スタンス、マインド、スキル、行動・言動にわけて発表し、その後2チームにわかれ現状とのギャップを話し合いました。

ギャップとして話し合った要素と原因は何かを発表します。

たとえば、
ギャップ1:意外と慎重(考えすぎて躊躇することがある。)
その原因:失敗を恐れたり、現状維持で思考が止まってしまって、提供価値や組織価値の向上の思考ができていない。

ギャップ2:メンバーの体調が崩れがち
その原因:個人のタスク過多

ギャップ3:自分の成し遂げたいことややりたいことを発信し、周りを巻き込んで、積極的に進めていけていない。
その原因:自己理解の不足

など、2チームばらばらにあげているはずなのに、ほとんど同じギャップと原因が浮上しました。原因をグループにわけ、今のクレドの要素も追加したうえで、バリューの要素として必要なものに1人5票投票しました。
計20個の要素に厳選し、さらに7個にグルーピング。最後にワーディングしたものがこちらです。

会議後すぐに子どもたちと遊びたくなるほど、頭を使った1日目でした。

▼ママさん社員である中村の娘さんと遊ぶ様子(会議中は会社で手配したベビーシッターさんがみてくださっていました)

バリューのワーディングと社内浸透について考える〜バリュー合宿2日目〜

社内に飛び交うバリューのワードとは

2日目の最初はワーディングです。みんなが覚えやすいか、日頃から使いやすいかをポイントに全員で考え、各自が良いと感じるものに投票しました。

課題だった「覚えやすさ」を重視して付箋を前に話し合い、その場の流れで4文字熟語ブームが到来。できたのはこの7つでした。

・プロ考動
・活き生き
・価値アピ
・最速最適
・自他敬愛
・誠意実行
・当然徹底

その後、それぞれのバリューに込めた思いもワーディング。日々Webコンテンツの制作に携わるメンバーが大半を占めるため、理想の未知に適した言葉選びに各々注力しました。営業メンバーは少し苦戦ぎみでしたが、なんとか振り絞って完成したのがこちら。

【未知のセブンバリュー】

・プロ考動

何事にも誰に対してもプロ意識を持ち、考え行動し続けます。

・活き生き

成し遂げたいことに向かって全力で人生を楽しみ毎日を駆け抜けます。

・価値アピ

自己と組織を研鑽し、輝きを伝える伝道師であり続けます。

・最速最適

常に最適解を最速で考え続け、即実行、即改善により成果を最大化します。

・自他敬愛

自分と相手の理解に努め、愛することを惜しみません。

・誠意実行

ヒト、モノ、コトに誠実に向き合い素直に実行します。

・当然徹底

パーフェクトに「やって当然」をこなす一流の組織であり続けます。

 

完成した!と全員が思ったところ、ここでファシリテーターを行っていたCOOから一言。
「じゃあ今からバリューを何も見ずに書いてみようか」

今までの流れを思い出し、記憶をたどりますが。。。全部は書けない。

とくに書けない人が多かったのは
・自他敬愛
・誠意実行
・当然徹底
の創作四字熟語。

作成までの流れを知っている私たちが覚えられないワードを、ほかのメンバーが覚えられるわけがないということで、もう一度ワーディングがスタート。
この時間が一番苦しかったというメンバーもいるほど、再考しました。途中、ずっとこの合宿中だまり続けていた代表もついに口を出し、その場のメンバー全員で考え、人気投票の結果、最終的に以下に決定しました。

・自他敬愛→自他ラブ
・誠意実行→誠実アクション
・当然徹底→Pゼン

もとの理想の未知へ向けて込めた想いはそのままに、覚えやすいワードに決定!
こちらで、未知のセブンバリューが完成しました!

【未知のセブンバリュー】

・プロ考動

何事にも誰に対してもプロ意識を持ち、考え行動し続けます。

・活き生き

成し遂げたいことに向かって全力で人生を楽しみ毎日を駆け抜けます。

・価値アピ

自己と組織を研鑽し、輝きを伝える伝道師であり続けます。

・最速最適

常に最適解を最速で考え続け、即実行、即改善により成果を最大化します。

・自他ラブ

自分と相手の理解に努め、愛することを惜しみません。

・誠実アクション

ヒト、モノ、コトに誠実に向き合い素直に実行します。

・Pゼン

パーフェクトに「やって当然」をこなす一流の組織であり続けます。

 

バリューを浸透させるために

せっかく完成したバリューも日常で話題にあがるのはもちろん、全員で同じ想いをもって使えていないと意味がありません。今回の合宿に参加していないメンバーにどのように伝えて、どのように「自分たちのこと」として捉えてもらうのかについて意見を出し合いました。

一人ひとりが付箋にバリュー浸透のためのアクションを書いていきます。
出ていたのは、
「実行委員会を設定し、進めていく」
「上司との面談でバリューに沿ったフィードバックをする」
「大阪本社と東京営業所の社内の壁にバリューをかざる」

など多数の意見がでました。
結果的に、新しい実行委員を設定することのみ決定し、出た意見をすべて実行委員が精査のもと進行していくことに。

その活動の様子はまた、未知のバリュー中編にてご紹介いたします。