初!執行役員インタビュー!ダメな人間なんていない、過去の自分と同じ想いをしている人を片っ端から良くしていきたい

役員インタビュー


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たにもと
たにもと
本日は、未知株式会社の執行役員!渡部そのこさんに初インタビューしようと思います!!

渡部そのこ
Contents Div. 執行役員

ーそのこさんが感じた、代表の第一印象を教えてください~!

会社で働く人はスーツを着ているものだと思っていたので、デニムにスニーカー、Tシャツの下方(げほう:代表取締役)を見て「うわ・・!ベンチャー企業の人だ・・!」と思いました(笑)

それ以降は、これは下方だけでなく、フリープラス(下方の前職であり、渡部も在籍していた会社)の方ほとんどがそうですが、理不尽に怒ったりすることがなくて「みんな優しいな」と思っていました。

ーそうだったんですね!では、その下方さんとそのこさんが一緒に未知株式会社を設立しようと思った理由はなんでしょうか?

単に誘われたから、というのが一番の理由です(笑)
当時、私はアルバイトをしていたWEB広告の会社を辞めて、事業会社のWEBマーケティング担当になろうとしていました。

知り合いの方が誘ってくれていて、どんな会社かも知っていたし、良さそうなのでそちらへ行こうと思っていました。

そんな時、下方から「独立したから来ない?」と誘われ、一度は断ったのですが、そこそこ大きい会社でWEBマーケティングをやるのと、全くなんにも無い会社でゼロから作っていくのだったら後者の方が楽しいだろうなと思って誘いに乗ることにしました。

ーそうだったんですね~!未知株式会社って、入社する人全員に人生をかけて成し遂げたいことは何ですか?と聞くと思うのですが、そのこさんの人生をかけて成し遂げたいこと、夢は何であり、理由は何でしょうか?

23歳頃の私は、特になんのスキルもなく、生きる目的もなく、「自分は何者でもないし、これからも何者にもなれない」となぜか確信にも満ちた絶望を抱えており、かといって死ぬ勇気もなくぼんやりと過ごしていました。

そんな折、フリープラスに出会い、仕事を任されたり、その仕事ぶりを認められていくうちに「自分にもできることがある」「自分のこういう点は優れている」など自己肯定感が生まれ、人生を全うするやる気がでてきました。

それから、社員登用してもらったり、部署のマネージャーになったりしていくうちに、自分が「何者」なのかわかり始め、現在では会社を創って執行役員にまでなりました。

昔の自分を振り返ると、「自分は何ができるのか」「自分は何が好きで、どうしたいのか」が全くわかっておらず、「自分には何もない」と勘違いし、勝手にやる気をなくしていたんだと思います。

私は運良くそこから脱出できましたが、世の中には昔の私と同じような人って実はたくさんいるんじゃないかと思うようになりました。
多くの人が自分の価値を理解しきれずにいて、そして自分の価値を活かしきれていないのではないか、と。

であれば、そういう人たちを1人でも多く助けてあげたいなと考えました。
私が特別だったわけではなくて、自分の脳力を見極めてくれる人がいて、その能力を伸ばしてくれる人がいたから、今の私が在ると思います。
なので、今度は私が誰かの能力を見極めて伸ばしてあげることができたら、と思っています。

世の中にはいわゆる「ダメ人間」と呼ばれるような人がいますが、別に「ダメ」な人なんていないと思っていて、その人は自分が何ができるのかわかっていないだけなんだと思うんですよね。なので、この世のダメ人間を片っ端から良くしていきたい、そう思っています。

ーそんな夢を抱き、未知株式会社を設立してからは、何か変化などはありますか?

会社を設立してすぐは、代表と私しかいないので、とにかく何でもやっていました。下方は営業、私はそれ以外、という分担です。

そのうちメンバーが増え始め、組織作りをするようになりました。
業務のオペレーションを作って、マニュアルを作って、教育して、、の繰り返しです。
もちろん、私も実務をやっています。

未知のメンバーには、過去の私のように自分の価値を見いだせず苦しんでいる人もいます。
いろいろ仕事を任せてみて、ちょっとでも「あ、これは得意なんだな」と思うものがあれば、「いいじゃん、いいじゃん!」と伸ばしてあげたり、今後どうなりたいのか、どうすれば壁を超えられるか一緒に考えたりしています。

ー会社を設立して、多くのメンバーと出会ったと思うのですが、メンバー特に社員さんはどんな方が多いと思いますか?

採用基準がそうなのもありますが素直で個性的な人が多いです。
みんな割と言いたいことを言いますが、一方で他人のことを受け入れる器もあるな、と感じます。
自分の個性をふんだんに発揮する代わりに、他者の個性も受け入れようという姿勢があります。

コミュニティーの中で、異なる価値観を持った人は排除されてしまいかねないこともあると思いますが、未知では「ああ、あなたはそういうタイプね」と受け入れられている感じがします。

入ったばかりの人は個性をどこまで出すか様子を伺っているのですが、だんだん「ここは素で大丈夫なところだ」と認識するのか、時間が経つにつれ、変さに磨きがかかる人もいます(笑)

ーそんなメンバーと今後どのような組織を創っていきたいでしょうか?

どんな人が入社しても、必ずその人に向いた仕事が社内のどこかにあるようにしたいなと思っています。
今、メイン事業は「コンテンツマーケティング」を扱っており、仕事の選択肢は大きく顧客対応か記事編集の2択になっています。

ざっくり言うと「人と話す」か「文章を作る」かの2種類しか仕事がありません。
この状態を変えていきたいと思っています。
どんな人が入社しても、必ず社内に自分に向いた仕事があり、まずは向いている仕事から始めていけるような環境を作りたいです。

そのためには、事業を増やす必要があるし、いまある業務ももっと分解して、大きな仕事の流れの中でも「この部分は得意」など切り出せるように、業務の体系化とマニュアル化を進めていきたいと考えています。

ーまた、どんなメンバーに今後入社してきてもらいたいですか?

業務の体系化、マニュアル化、と言いましたが、まだまだできてはいません。でも仕事はたんまりあって、みんなバタバタしています。

なので、自走ができること、これは必須かな、と思います。もちろん、仕事は教えてもらえますが、何から何まで、というわけにはいきません。前教えてもらったことを活かしてやれる仕事はあるか、自分で勉強しておけることはないか、など考えながら自分で仕事を進められる人でなければ、続けていくのは厳しいかもしれません。

また、他人のために何かしたいと思える人も歓迎されます。個人主義ではなく、チームワークを重視できたり、社内のメンバーやお客様のことを思いやれる人がいいですね。