第二新卒が転職するときのメリット・デメリットとは? 作成日 : 2019.07.31 / 最終更新日 : 2020年10月22日 第二新卒の転職準備 Tweet 第二新卒というのは、一般的に新卒で入社した企業を1~3年以内に辞めた方のことをいいますが、転職するときのメリット・デメリットとは何なのでしょうか?ここからは、第二新卒が転職するときのメリットとデメリットをご紹介します。 この記事は約5分で読み終わります。 目次1 第二新卒として転職をするメリット・デメリット2 第二新卒で転職をするなら転職エージェントがおすすめ3 まとめ 第二新卒として転職をするメリット・デメリット 第二新卒が転職するときには、メリットとデメリットがあります。ここからは、企業側から見た第二新卒が転職するときのメリットとデメリットをご紹介します。 企業側から見る第二新卒で転職をするメリット 企業側から見た第二新卒が転職するときのメリットとして、基本的なビジネスマナーが身についている点が挙げられます。 第二新卒の方は短い期間ではありますが、社会人として働いた経験があり、実務の中や研修を通じてビジネスマナーを習得していると理解されています。 また、若い人材で柔軟性がある点も評価されやすく、指導をすることで十分戦力になるだろうと考えられているようです。 中途採用となると前の会社のルールや社風などが身についている方が多いので、なかなか会社に馴染めなかったり、素直さが失われていたりすることがあります。 しかし、第二新卒であれば企業にも馴染みやすく、素直に指導に応じる姿勢があることが多いので、そのポテンシャルに期待して採用するケースがあるようです。 企業側から見る第二新卒で転職をするデメリット 企業側から見る第二新卒で転職するデメリットとしては、採用をしたとしてもすぐに辞めそうと思われる点です。第二新卒は一般的に1~3年以内に退職した方なので、転職してもまたすぐに辞めてしまうのではないかという不安な気持ちが企業側にはあります。 また、辞めた理由も気になる点で忍耐力やコミュニケーション力が不足しているから退職したのではないかと思われるケースも多いです。 さらに、第二新卒は新卒と中途の間の存在で即戦力にはならない点もデメリットといえます。新卒採用された方は将来性やポテンシャルに期待して採用された人で、研修や指導をすることで一人前にすることを前提とした人材です。 一方で、中途採用された方は、スキルや経験を期待して即戦力として採用された人材です。しかし、第二新卒はビジネスマナーが身についていても経験やスキルは十分とはいえません。 そのため、即戦力として数えることはできず、一から指導する必要がある点はデメリットといえるでしょう。ちなみに、これらのデメリットは企業側が考えるもので、こうしたデメリットを理解したうえで転職活動を行うことが大切になります。 目次へ 第二新卒で転職をするなら転職エージェントがおすすめ 第二新卒が転職活動をするときには、孤独な活動になることが多いです。そういった場合には、転職エージェントの利用がおすすめです。ここからは、転職エージェントで受けられるサービスの内容と利用するメリット・デメリットをご紹介します。 転職エージェントはどんな事をしてくれるのか 転職エージェントでは、キャリア相談が受けられます。孤独な転職活動になりがちな第二新卒でも悩みや不安を相談することができるため、非常にありがたいサービスです。 また、面接対策や履歴書等の添削もしてもらえます。面接対策や履歴書の添削は1人ではなかなかできないので、利用することで効率よく転職活動の準備ができます。 さらに、給与交渉や面接のスケジュール管理、求人紹介などマネジメント面でも支援をしてくれるので自分は面接や履歴書作成など転職活動そのものに集中することが可能です。 このように、転職エージェントを利用することで選考対策やマネジメント面の支援を受けることができます。 転職エージェントを活用するメリット 第二新卒が転職エージェントを利用するメリットとして、転職活動に必要なノウハウを得ることができる点があります。転職エージェントを利用すると面接対策の情報や内定が出やすい履歴書の書き方などをアドバイスしてくれます。 転職活動をしていてどうしたらいいか分からないこともあると思いますが、担当者に相談することができるので簡単に問題を解決することが可能となり、採用率アップを目指せます。 さらに、一般の求人サイトには公開されていない非公開求人を紹介してもらえるので、非公開求人を知ることができ、転職先の選択肢が増えると同時に自分の条件にあった企業を探しやすくなります。 このように、転職エージェントを利用して転職活動を行うメリットは多くあります。 転職エージェントを活用するデメリット 転職エージェントは、利用者が転職することで紹介料をもらえるため、企業を紹介するときにメリットしか伝えてくれないことがあるようです。その場合、入社してみたら思った企業と違っていたという事態が発生する可能性があります。 また、転職エージェントは誰でも利用できるわけではなく、市場価値が低いと判断された方はサービスを利用できないこともあるようです。そうなれば、転職エージェント以外の手段を使って転職活動を行う必要があります。 ちなみに、転職エージェントを利用すると担当者と連絡を取るときや、面談に出向くときに手間がかかることは理解しておきましょう。 目次へ まとめ ここまでで、第二新卒が転職するデメリットをご紹介しつつ、転職を成功させる方法もご紹介しました。企業側から見ると第二新卒の転職に対しては、辞めてしまうのではないかという不安があることは理解しておく必要があります。 そのうえで、しっかりと自分が入社して継続して働きたいという気持ちを伝えられるように対策を取るようにしてください。 シェアするツイートする