20代で転職を繰り返すのはよくない?それぞれの回数ごとに気をつけるポイントを紹介 作成日 : 2020.10.01 / 最終更新日 : 2021年4月20日 第二新卒の転職準備 Tweet 一昔前なら、終身雇用が当たり前でした。終身雇用とは、新卒で入った会社で、定年までもしくは自分の望む年齢まで、働くというのが主流でした。一度入った会社でほぼ仕事の一生を捧げる時代です。 しかし、近年では転職が当たり前になってきました。転職が以前よりも許容される社会になってきましたね。その中でも誰しも「転職は何回までして良いのか?」と考えた人も多いのではないでしょうか。 ここでは、そのような悩みや不安について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。 この記事は約4分で読み終わります。 目次1 20代の転職、人事ってどこを見てるの?2 転職の回数を重ねるごとに見るポイントは異なる3 まとめ 20代の転職、人事ってどこを見てるの? 20代の転職が多くなった現在で人事担当者は、どこを重点的に見ているのでしょうか。転職回数なのか、またそれ以外なのかが気になるところですね。 ここでは、20代の転職の数の平均から、何回までなら転職しても支障がないのか、転職する際のポイントを解説していきます。 20代の転職回数平均について 20代の転職は、初めての人も中にはいるのではないでしょうか。「転職は何回まで許されるのか」と疑問に思った人も多いでしょう。また「転職して上手くいくのか」と不安に感じている人も少なくないのではないでしょうか。 「ミドルの転職」が行ったアンケートでは、20代で転職を1回以上したことのある人の割合は、63%です。意外にも過半数を超える数値が出ました。 加えて、1番多いのが1~2回と答えた人が39%います。 転職をした人は8割ほどですが、転職の回数は約2回となっているので、20代の転職では2回までが妥当ということでしょう。 20代の転職は三回以内がベター 平均が1~2回となっていることが分かりましたね。ということは、3回以内がベターといえるでしょう。 では、人事担当者はどこを見ているのでしょうか。転職をしたことをマイナスとして見られるのではないか、と不安に感じますよね。 しかし、転職回数が重要ではありません。もちろん期間が短すぎると懸念されることもあるでしょう。ですが、それぞれの滞在期間に自分が何を学んだかが重要視されるようです。 人事担当者が見ているポイントとしては ・自分ができることを客観的にきちんと認識しているか ・自分が当社でやりたいことを明確にイメージできているか ・今まで勤めた会社で学んだことを糧にできるか ・それを当社で、どのように活かせられるのか という4点が多いです。これまでの自身の職務経験を無駄にせずに、自分の中で昇華できる人材なのかどうかが評価のポイントになります。 これまでの経験を見直して、自分が何を学んでどのようなパフォーマンスを繰り広げられるか分析しておきましょう。 転職の回数を重ねるごとに見るポイントは異なる 人事担当者が、転職回数ではなく、どこをポイントとして見ているかが上述で分かりました。ですが、転職回数が多くても大丈夫なのか、また平均を超えていたら危ないのか気になるところです。 ここでは、転職回数に分けて企業からもたれる印象について解説していきます。 1~2回の人の企業からの印象 20代で1~2回ほど転職しているのは、一般的には「普通」と捉えられます。 22歳の新卒から、30歳までの8年間で1~2回となると、少なくとも必ず3年間以上は勤めていることになります。そのため、回数が多いなど定着しにくいという印象は、まず持たれないでしょう。 ただし、転職のときに気を付けるべきポイントはあります。「前職の悪口は言わない」というのが大前提です。例外はありますが、辞めた理由を自分に非がないと求めず、前職のせいにすることは、絶対にやめましょう。 3~4回の人の企業からの印象 20代で転職を3~4回している人は、ジョブポッパーとみなされやすいので注意が必要です。ジョブポッパーとは、転職を短期間で繰り返す人のことを指します。 そのため ・またすぐに辞めるのではないか ・経験が浅いためスキルが身についていない ・会社に対しての忠誠心が見込めない などと捉えられることが多いです。 転職のときに気を付けるポイントは、やる気などのマインド面でなく、具体的にどのような行動を取るかということでしょう。次の職場でも努力をおこたらず、活躍できる人材であるかどうかをアピールすることが大切です。 5回以上の人企業からの印象 まず、20代で5回以上転職しているというのは危険です。書類選考の段階で敬遠されるでしょう。それくらい危険ということです。 では、なぜ書類選考で敬遠されるほど危ないのでしょうか。 そもそも5回も転職することがないようにすることが大切なのです。就職先を慎重に探して選び、自身のキャリアプランを設計することが近道です。 既に5回以上転職している人は、相当な努力をして次の仕事を見つける覚悟が必要になってきます。上述の1~2回、3~4回で解説した以上に頑張らなければ、転職できないでしょう。 まとめ 転職回数が増えるごとに不安になりがちです。そのような精神状態で転職活動をしても上手くいかないでしょう。転職回数が多くても、転職理由をはっきり言えるくらい自己分析していたら問題はありません。 しかし、ひとりで抱え込むことはやめましょう。精神的にも良くありませんし、良い結果に繋がりません。 思い切って転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。 シェアするツイートする