第二新卒向けの転職イベント8選をご紹介!

転職活動を続けているけれど、サイトからの情報だけでは、その会社のことがあまり良く分からない……。そうお悩みの方もいるのではないでしょうか。

実際に会社のことを知るのに最適なのが「転職イベント」です。たくさんの企業の情報を仕入れられるだけでなく、企業の採用担当者から直接話が聞けるという滅多にない機会でもあります。

この記事では、第二新卒向けの転職イベントを紹介していきます。転職イベント参加にあたって必要な持ち物や、転職イベントに向いている人、そうでない人の解説、おすすめの転職イベント8つを紹介していきます。

この記事を読んで、ぜひ転職イベントへの参加を考えてみてくださいね。

この記事は約7分で読み終わります。

転職イベントについて知ろう!

まずは転職イベントとは何か、どんなことをしているのかを知りましょう。

参加にあたっての持ち物も紹介していますので、確認しておくと安心ですよ。

転職イベントとは?

転職イベントとは転職希望者を対象に、企業が合同で行う企業説明会のことを指します。対象者が変わるだけで、新卒の就職フェア・就職イベントなどと同じようなものと捉えてしまって構いません。

転職イベントは、参加費は無料で予約なども不要です。あわせて、入退場が自由のところも多いため、自分の時間の都合に合わせて参加することが可能です。

イベントの規模によっても異なりますが、数十社~数百社ほどのブースが出ています。それらを回ることでたくさんの会社の説明会を受けることができ、転職にあたっての情報収集が効率的に進められます。

企業のブースだけでなく、履歴書用の写真撮影会を行っていたり、講演会などをしていたりするところもあるため、チェックしてみると良いでしょう。

そして、転職イベントの最大のメリットは「書類選考なしで企業の採用担当者と直接話ができる」ということです。面接の前に採用担当者と話をすることができるため、会社の雰囲気を知れるだけでなく、面接の練習にもなるでしょう。

あまり興味のない業界・職種でも、実際に話を聞いてみると、「自分に合っているかもしれない」「応募してみたい」と思えるかもしれません。

応募したい企業や職種がまだ決まっていない場合でもまずはさまざまなブースを回って話を聞いてみることをおすすめします。

必要なものとは?

それでは次に、転職イベントへ参加するにあたって必要なものを解説していきます。

必ず必要な物は筆記用具とメモです。説明会や、採用担当者の話を聞いたときはきちんとメモに残しておきましょう。

また、1日に何社も回っていると、どこの会社で聞いたことかわからなくなってしまったり、忘れてしまったりすることがあります。そのようなことを避けるためにも、メモを取るようにしましょう。

スマートフォンのメモに残しておきたい、という人がいるかもしれませんが、説明会中にスマートフォンを触っていると、採用担当者に良くない印象を与えかねません。

そのような場合は、紙のメモに残しておいて、自宅に帰ってからスマートフォンに打ち込むなどの方法を取りましょう。

持ち物として必須ではないですが、履歴書や職務経歴書をもっていくのも良いでしょう。

企業によっては、その場で応募書類を受け付けてくれる場合があります。そのため、事前に準備しておくと良いですよ。

また、転職イベントで服装などは指定されていないところが多いですが、基本的にはスーツで参加するようにしましょう。

もし、何らかの理由でスーツを用意できなかった場合や、当日スーツを着て行けない場合はオフィスカジュアルで向かうようにしてください。

転職イベントに向いている人、いない人の違いとは?

それでは次に転職イベントに向いている人、向いていない人の特徴を見ていきましょう。

自分の今の状況がどちらに近いかを判断したうえで、参加を決めるのもひとつの方法ですよ。

転職イベントに向いている人

まずは、転職イベントに向いている人の特徴です。

■参加企業の中に、興味のある企業がある人

自分の目指している企業や、興味のある企業が参加している場合は、転職イベントに参加したほうが良いでしょう。

新卒はともかく、第二新卒や転職向けとなると、企業が説明会を開くのは稀です。せっかくのチャンスを無駄にしないように活用しましょう。

■1日でたくさんの企業の話が聞きたい人

一度にたくさんの企業の話が聞ける転職イベントは、情報を集めるのに良い機会です。サイトからの情報に限界を感じている場合は参加して、さまざまな企業の話を聞いてみましょう。

■転職活動に対するモチベーションを上げたいと考えている人

まだ興味のある企業があるわけではないけれど、転職活動をスタートさせるにあたって参加してみたい、という人も向いているといえます。

説明会を聞いていくうちに興味のある企業や自分と合っていると思える企業が見つかる場合もあります。

■自己主張が得意な人

説明会で積極的に質問したり、自分のことが売り込めたりできる人の方が、採用担当者に覚えてもらいやすく、面接の際にも有利になります。

会社の説明会を聞くのはもちろんですが、採用担当者と話す機会があった場合は自分を売り込むくらいの気持ちで臨みましょう。

転職イベントに向いていない人

次に、転職イベントに向いていない人の特徴を紹介していきます。

■応募したい会社が決まっており、その企業はイベントに参加していない

すでに応募したい企業が決まっている場合は無理に参加する必要はありません。応募する企業に提出する書類の準備や、面接対策に時間を割きましょう。

■参加企業や、その業界に興味が無い

参加している企業にあまり興味をもてなかったり、業界自体に興味が無かったりする場合も無理に参加する必要はありません。

自分の興味のもてる企業が参加している転職イベントを探して参加しましょう。

■人の多いところが苦手

人ごみにいると気分が悪くなったり、人酔いをしてしまったりする人もあまり向いていないでしょう。

当日は多くの転職者が集まるため、そのような場が苦手な人は無理に参加する必要はありません。

■周りの人を見ていると焦りを感じたり、自信が無くなったりする

周りのライバルを見ていると緊張して焦りを感じたり、「こんなにもたくさんの人が受けているのだから自分に内定が出るはずがない」と悲観的になってしまったりする人も転職イベントには向いていません。

自分のペースで焦らず転職活動を続けていきましょう。

イベント8選

それでは最後に、おすすめの転職イベント8つを紹介します。自分に合ったイベントを探して、効率的に転職活動を進めていきましょう。

大手転職フェア・転職イベント

■doda転職フェア

大手企業や優良企業が数多く出展しており、その規模は業界最大級です。どこのイベントに参加すれば良いのか分からないという場合は、duda転職フェアから参加してみると良いかもしれませんね。

イベントの詳細はこちらからご確認ください。

■マイナビ転職EXPO マイナビ転職セミナー

doda転職フェアと同様に業界最大規模を誇ります。事前に登録をすることで、出展企業からスカウトメールが届く制度などもあり、充実しています。

全国13カ所で開催があるため、地方にお住まいの方でも比較的参加しやすいですよ。

イベントの詳細はこちらからご確認ください。

■転職博

このイベントの参加者は20代がほとんどです。第二新卒で転職活動を始めたばかりという方にピッタリだといえるでしょう。

面談形式のため、選考につながりやすいのも特徴です。

イベントの詳細はこちらをご確認ください。

専門性の高い転職フェア

■@typeエンジニア転職フェア

エンジニアという職種に特化した転職イベントです。エンジニア特化型のイベントとしては国内最大規模といえるでしょう。

イベントの詳細はこちらをご確認ください。

■新・農業人フェア

農業への転職を考えている人向けのイベントです。東京・大阪の全国2カ所で行っているため、興味のある人は参加してみると良いかもしれません。

イベントの詳細はこちらをご確認ください。

■未経験者歓迎!IT企業就職説明会

IT企業への就職を目指す27歳以下を対象とした転職イベントです。東京・大阪の2カ所で開催しています。

イベントの詳細はこちらをご確認ください。

働き方に着目した転職フェア

■女の転職@type 長く働きたい女性のための転職イベント

女性を対象とした転職イベントです。規模は全国最大級ですので、希望する企業がきっと見つかることでしょう。

セミナーなども充実しているため、気軽に参加可能です。

イベントの詳細はこちらをご確認ください。

■サ〜ナ就職フェスタ

障がいのある方を対象とした転職イベントです。東京・大阪・名古屋・広島・福岡の全国5カ所で開催しています。

イベントの詳細はこちらをご確認ください。

まとめ

転職イベントは気軽に参加が可能なものばかりです。今回紹介した8つの中から自分に合った転職イベントに参加して、効率よく転職を進めていきましょう。

書類選考なしで企業の担当者と話ができる機会はめったにないです。そのため、この機会を活かして説明会を聞いたり、質問をしに行ったりするなど積極的に取り組みましょう。