【女性の転職】20代の転職でも失敗しないための戦略とは 作成日 : 2020.08.29 / 最終更新日 : 2020年8月29日 第二新卒の転職準備 Tweet 一昔前までは、入社してその職場で定年を迎えるというのが当たり前でした。しかし、近年では転職は、珍しくないものになってきましたよね。女性の社会進出も当たり前になってきました。 その中でも20代のうちに転職したいと思っているけど、将来が不安でいっぱいなひとも多いのではないでしょうか。ですが、無理をして仕事をすることはありません。転職は逃げることではないですし、自分の人生を豊かにするためにも見つめ直す良い機会でしょう。 ここでは、女性のために20代でも失敗しないための戦略を解説していきます。では、見ていきましょう。 この記事は約6分で読み終わります。 目次1 20代前半での転職の実態2 20代前半・後半で転職の戦略が異なる?3 20代女性が転職する際に気をつけるべきポイント4 まとめ 20代前半での転職の実態 20代前半というと社会人としての経験も少なく、入社したものの諸々の事情で転職したいと考えているけど、勇気が出ずに転職へ踏み出せないひとも少なくないでしょう。 ここでは、20代前半の転職の実態について詳しく解説していきます。 年々増加している20代の転職 20代の転職決定者は、2014年度から2018年度にかけて増加傾向にあります。20代の転職は、2.43倍へ増加。さらに20代前半の増加傾向は、凄まじく3.82倍にも上っています。 20代前半で社会人としての経験が1年未満を採用したことがある企業は78.1%にもなります。 また第二新卒は、社会人経験を3年以内経験したひとを指すことが一般的でした。しかし、近年では25歳までと答えた企業が23.4%、30歳までと答えた企業が21.3%にもなりました。 驚きですよね。不安が多くあった20代女性も、この数値を見たら少しは安心できたのではないでしょうか。 しかし、なぜこんなにも転職する女性が多いのでしょうか。次の項で見ていきましょう。 【20代女子の本音】転職したい理由Top3 ここでは、転職したい20代の女性の本音を紹介していきます。対処法や解決策などにも触れているので、ぜひ参考にしてください。 ・安心して長く働きたい 女性だったら誰しも将来、家庭を持つかもしれないと考えることも多いですよね。そのときにワークバランスの整っている企業はとても魅力的に感じるでしょう。 結婚したら専業主婦になるとわかっていれば良いですが、そんな先のことわからないのが当たり前ですよね。なので、そういう不安を払拭できて長期的に働ける環境が理想でしょう。 ですが、そのように求めるだけでは難しいです。まず、自分の中での安定とは何か、次にどれだけそこの企業で働きたいのかという部分を明確にしておくことが大切です。 それから転職することで転職活動も良い方向に進むこと間違いないでしょう。 ・出産しても復帰できる会社が良い 多くの女性に訪れる出産という大イベント。しかし、実際では出産したら会社に戻りにくかったり、子どもの面倒で周りにかけてしまうのかと不安に感じてしまったりすることも少なくありません。 そのためには、結婚後や出産後、具体的に仕事に何を求めるかについて事前に考えておくことが良いでしょう。例えば、給料を重点的におくのか、子どものために通勤をどうするのかなどです。 そうすることで自分にとって必要な条件、必要ではない条件が明確にわかります。あとは、その軸を基に転職活動に励むだけになります。 ・女性が働きやすい環境で仕事をしたい やはり男性ばかりの職場だと肩身が狭いと感じる女性もいるのではないでしょうか。ほかにも女性がいても苦手なタイプだったり、反りが合わなかったりする場合もあるかもしれません。 ただ、どのような環境やサポートを始め、福利厚生などがあると自分のパフォーマンスが上がるのかを明確にした上で、転職すると良い結果につながるのではないでしょうか。 目次へ 20代前半・後半で転職の戦略が異なる? 20代と一括りにしがちですが、20代でも前半と後半では転職方法が変わってきます。具体的にどう違うのでしょうか。 ここでは、20代前半と20代後半の転職方法について解説していきます。 20代前半の転職 20代前半の女性に、おすすめしたい転職が異職業です。異職業(異業種)とは、今まで経験してきた職種や業種から全く携わったことのない仕事へ転職することです。 もちろん必ずしも20代前半ではいけないことはありません。しかし、特定の会社の文化などに染まりきっていない点が柔軟性の高さとして評価されやすいので、おすすめです。 スキルや実績も大事ですが、それ以上に熱意ややる気が重視される「ポテンシャル採用」が20代前半の特徴といえるでしょう。 20代後半の転職 20代後半の女性は、ある程度のキャリアも積んでいるため、即戦力としてみなされやすいので同業職へ転職しやすいです。今の職場に不満はあるけど同業職でキャリアアップしたいなら、同業職へ転職するのも良いのではないでしょうか。 また、管理職候補として一層の専門スキルの向上や、マネジメントを期待できる年齢でもあるでしょう。求人の中でも、20代の中では一番多い傾向にあります。 20代後半の人は、今まで築き上げた実績やキャリアを紙に書いて見つめ直して、同業職へ転職してみるのはいかがでしょうか。 目次へ 20代女性が転職する際に気をつけるべきポイント 転職を決めたら転職活動を行いますよね。そこで誰しも転職先でスムーズに馴染めるか、仕事に取り組めるかなどいろいろな不安は付き物でしょう。 また転職をするポイントはさまざまありますよね。 ここでは20代女性が転職をするときのポイントについて具体的に解説していきたいと思います。 転職する際のNG集 20代女性が転職活動をするときに「やってはいけないこと」があります。ここでは、3つをご紹介して解説していきます。 なぜしてはいけないのか、何ができていないのかを見直して転職活動を進めていきましょう。 職種だけで転職先を決めること 職種だけで決めるのは良くありません。企業、会社で働く上では、それだけではないからです。入社後に「思った感じと違う」といったギャップやミスマッチが起こります。 どのような社風が良いのか、どのようなキャリアアップができるのかなども考慮すべきでしょう。自分の仕事のビジョンは、自分が成長するためにも大切です。 職種ばかりに視点を置かずに、一度自分の望むビジョンを紙に書きだすなどしてみるのも良いかもしれませんね。 ライフワークバランスを主張しすぎること 例えば「絶対に定時で帰りたい」や「休みが多いほうが良い」など企業、会社への理想が高すぎて、それを面接で言ってしまうと失敗しかねません。 また、理想が高すぎて一生懸命探してもなかなか見つからないということも多いです。自分の何もかも都合良く当てはまる会社なんてほぼ0に近いといっても良いでしょう。 最初に「ここは譲れない」「ここは妥協できる」などと自分の中で譲れないポイントと妥協できるポイントを洗い出すことがおすすめです。 キャリアプランが描けていないこと 「とりあえず今(前職)より良いところが良い」とやみくもに探して、転職できたとしても自分に合わずにすぐに辞めてしまう可能性があります。 ここのNGなポイントとしては「自分の将来のビジョン」が確立できていないことが予想されます。自分のキャリアプランを作成してみましょう。 キャリアプランの作成方法がわからないひとは、 自問自答することがおすすめ です。転職で何を望んでいるのか、どのようなキャリアを積んでいきたいかなど。 そうすることで自分がどのような企業や会社、どのような職種に合っているのかが見えてくるでしょう。 目次へ まとめ 女性の活躍が目覚ましい現代になりましたね。だからこそ女性でも転職してキャリアアップできる可能性は、十分にあります。 しかし、転職など新しいことに挑戦するということは、誰しも勇気がいることです。それに1人でできることには、限界がありますよね。 自分の人生を今よりも豊かにするために、転職エージェントへ相談してみてください。 シェアするツイートする