【記事修正に追われる4つの理由】問題は社内にある?

記事制作をライターさんにお願いしても、いざ納品されて記事を読むと、なんだか違う。結局自分で修正してからサイトアップしている、といった経験はありませんか? 数記事

記事制作をライターさんにお願いしても、いざ納品されて記事を読むと、なんだか違う。結局自分で修正してからサイトアップしている、といった経験はありませんか?
数記事、数文字程度の修正であれば、何とか対応できるものの、対応する量が増えれば記事修正に追われて、本来行いたかった業務の時間が無くなる。そんなこともあるでしょう。
今回は、なぜ納品後の記事の修正に追われるのか、その理由と解決のヒントを4つご紹介します。

①人によって記事の良し悪しを判断する基準が違う

記事の良し悪しは、デザインの良し悪しを判断する時と似ています。人によって、読みやすい記事かどうかは、人の目を引くデザインかどうかを判断するようなもの。
しかし、執筆する人(ライターさん)とお願いする人(依頼者)とで、その良し悪しを判断するポイントをおさえられていれば、両者間でのクオリティ基準は近しいものになるはずです。
まず、この判断基準がそもそも「人によっては違う」ということを理解したうえで、ライターさんへ記事執筆を依頼するようにしましょう。

②誰に向けた記事なのかが明確になっていない

まず、1番大切と言っていいほど、ライターさんと認識を合わせておきたい、「誰に向けた記事なのかどうか」というところ。ここがすり合わさっているのといないとでは、できあがった記事の読みやすさは格段に変わってきます。
今まで、以下のような修正を依頼したり、自分で行ってはいませんでしたか?
・専門用語が多く、解説文の追記や言い回しの変更
・逆に説明が細かく、省略、もしくは他の用語や言葉に変更
・文章全体が固く、フランクな言い回しや構成に変更
などなど…
これらを修正する原因は、”誰に向けた記事なのかが明確になっていない”ためです。
極端な例ですが、
・一般消費者向けの記事なのに、「憲法第〇条の通り~」など法律用語で解説されている
・お医者さん向けの記事なのに、「内科とは~」と診療科自体の解説がされている
・10代、20代前半の女性向けの記事なのに、漢字の使用が多く、「~です。ます。」など単に情報を紹介する固めのテイストになっている
などの”ズレ”が発生してしまっても、そもそも誰に向けた記事かが分からなければ、仕方ないのです。
そのため、どんなユーザー層に読んでほしい記事なのか、最低でも以下の3つの情報は、ライターさんへ共有しておきましょう。
・性別
・年齢
・どんな時に読む記事なのか
ここが細かければ細かいほど、文章のテイストの修正工数はおさえられるでしょう。

③記事依頼前の準備の重要性

記事を読んでほしいユーザー層の共有をすることはもちろん。事前にライターさんに伝えておくべき情報はいくつかあります。
・文章のテイスト「ですます調」なのか、「である調」なのかなど
・きちんと事実データをもとに執筆されているか(主観を含めるかの有無)
・記事を執筆する側の目線(第三者目線なのかサイト運用者目線なのかなど)
・文字の表記方法(漢字変換する必要の有無)
・どういった構成で記事を作成するか
これらも、記事ができあがった後のブレを可能な限り防ぐために、細かく決めておく必要があります。
また、事前に決めた内容を執筆のルールとしておくことで、記事納品後の修正依頼も、このルールをベースに行うことができます。

④記事納品後のコミュニケーションの大切さ

最後に、長い期間を使って修正工数を減らすためのポイントをご紹介します。
実際に記事が納品され、どういったところに修正時間を使ったのか、どういったところがライターさんにうまく伝わらなかったのか、などをできるだけ細かくライターさんへ伝えましょう。
一番最初にお話ししました通り、人によって記事の良し悪しは異なります。そのため、どれだけ細かくルールを伝えていても、受け取り方が違う可能性があります。
重要なのは、どういったところに違いがあったのかを伝え、コミュニケーションを取ることが、長期的にみると修正工数を減らしていけるポイントなのです。
ただ、修正点をライターさんへ伝える際は、以下の点に注意するようにしましょう。
・ライターは自分のパートナーであることが前提
・単にライターの文書を否定するのではなく、どこの(見出しや行数で説明)、何を(文章のテイストや誤字脱字など)、どう直した(修正した箇所)を伝える
・ライターのルールの確認漏れでないのであれば、なぜ認識のずれが発生したかの深堀
上記3点に気を付けながら、コミュニケーションをとることが大切です。

まとめ

以上、ライターさんからなかなか自分の求める記事があがってこない原因と、その解決策をご紹介しました。
私自身、何度も修正がかかっている理由と、その解決策に悩みました。ですが、ご紹介した対応により、ある程度おさえることができています。
ただ、複数のライターさんとこれらのやり取りをするのには、結構な工数が最初にかかってしまいます。この工数に懸念がある際は、ぜひ一度私へご相談ください。
ライターとのやり取りの代行から、記事制作まで代行させていただきます。良い記事を作りあげるために、ぜひ協力させてください。