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Webマーケティングで成功させるための方法は?
インターネットが発達し、多くの人がスマホを所持する今、Webマーケティングに取り組むことで商品やサービスの認知、集客に大きな効果を発揮します。
手軽にできて効果が見えやすいWebマーケティングですが、やみくもに取り組んでいては効果が現れません。
実はWebマーケティングを成功させるためには、主に2つの戦略の方法があります。この戦略を知っているかいないかで、結果に大きな差が出るでしょう。
そこでWebマーケティングの成功法ともいえるWeb戦略について、初心者の方でもイメージしやすく実行しやすいように、2つの成功事例と併せてご紹介していきます。
リスティング広告
Webマーケティング成功のための戦略の1つ目は、リスティング広告です。
リスティング広告はWeb広告の代表的な形式で、Googleなどの検索エンジンで検索を行った際の検索結果に表示される広告です。ターゲットに向けて効果的に広告を打つことができるため、他の媒体での広告に比べて効果が得やすいという特徴があります。
Webでのマーケティングを成功させるためには、このリスティング広告を上手く活用していくことが大切です。そこで、活用していくにあたり、どのような特徴やメリットがあるのか学んでみましょう。
リスティング広告とは
検索結果に表示されるリスティング広告は、手頃な価格で明確なニーズを持つユーザーに向けて出稿できます。
この2つの特徴がWebマーケティング成功のカギとなるのです。
リスティング広告の料金は、クリック課金というシステムで支払います。クリック課金というのは、広告が1クリックされるごとに料金を支払うという仕組みです。そのため、仮に広告がクリックされなければ1円も払わずに済みます。マーケティング初心者の方でも気軽に始められる広告なのです。
また、広告の掲載はユーザーの検索キーワードをもとに行われます。興味を持ってくれそうなユーザーに向けて広告を打ち出せるため、効率良く広告効果を得られるでしょう。
リスティング広告は検索結果の上部にある「広告」枠に掲載されますが、その下部には検索キーワードに対応するWebサイトが表示される「自然検索」枠があります。
実は、この「自然検索」枠での表示に関する施策も存在しています。「SEO」と呼ばれるこの手法も、Webマーケティングにおいて重要な役割を果たすので、チェックしてみましょう。
コンテンツ施策(SEO)
自然検索結果に関する施策は、コンテンツ施策またはSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)と言います。
SEOとは、Googleをはじめとする検索エンジンの検索結果に、自社のWebサイトを上位表示させるための施策です。
通常、検索結果は上位に表示されているWebサイトにアクセスが集中します。検索結果画面での表示順位が上がれば、アクセスが増え、自社のサービスや商品をより多くの人に知ってもらえます。
しかも、このSEO施策はリスティング広告とは異なり、クリックに伴う料金が発生しません。そのため、SEOが上手くいけば費用を抑えつつ、集客アップができるのです。
アクセス解析をして、改善を行っていく
リスティング広告とSEOは、並行して行うことでより集客アップが狙えるので、ぜひとも試してみてください。とはいえ、ただ始めるだけでは、期待するような効果は得られないでしょう。
リスティング広告もSEOも、アクセス解析をして随時改善を図っていくことが大切です。
ユーザーの動きを調査したり、ユーザー受けの良いフレーズなどを再検討したりして現状の分析をしてみましょう。そして、アクセス解析を踏まえて、次はどうすればユーザーが来てくれるようになるのかを考え改善していく、というサイクルを意識してください。
しかし、このようなサイクルを続けていくためには、やみくもに試していても効果は表れません。Webマーケティングを成功に導くためには、きちんと戦略を立てて明確な目標のもと、適切な対策や改善をしていくことが必要です。
つまり、社内でWebマーケティングに十分な時間と労力を割けるだけのリソースを確保できなければ、成功は難しくなるでしょう。
何としてでも成功させたいのであれば、知識や経験が豊富なパートナー会社に依頼して、自社のWebマーケティングに関する知識や人材を強化することをお勧めします。
ここでポイントになるのが、あくまでも内製化するということです。すべてを外部の会社に丸投げしてしまうと、知らず知らずのうちに外部会社のいいようにされてしまい、費用ばかりかさんで効果が出なかった、ということもあります。
自社で知識や経験を蓄えることで初めて、Webマーケティングを効果的に活用できるのです。
Webマーケティングでの成功事例1
ここで、Webマーケティングの成功事例をご紹介します。実際にあった出来事ですから、これからWebマーケティングを本格的に始める方にとっては参考となるでしょう。
1つ目の成功事例は、ウィルゲートです。ウィルゲートは、自社で行っていたリスティング広告の運用を外注したことで、集客アップに成功しました。
ウィルゲートでは、コストの削減とノウハウ蓄積を目的として、リスティング広告を社内で運用していました。しかし、担当者の業務内容が多くなってしまい、当初の思うようには運用できない状態になってしまったのです。
そこで、リスティング広告を専門とする外部の会社に運用を依頼することにしました。その結果、リスティング広告における集客数や費用対効果など、多くの面で良い結果が出るようになったといいます。
ユーザーへのアプローチ幅が広がったり、広告出稿の最適化ができたりと、それまで手が回らなかった部分にも着手できるようになったことで、外注後のリスティング広告の効果は外注前の2倍以上にもなったそうです。
このウィルゲートの成功事例から学べることは、社内運用と社外運用のバランスを見極めることの大切さでしょう。すべてを社内でやろうとしても、結局手が回らなくなって中途半端になります。
労力に対して思ったほどの効果も出ないまま終わってしまうことも大いに考えられるでしょう。
社内と社外、それぞれでの運用のメリットやデメリット、運用に必要な人材や費用など、あらゆる面から総合的に運用方法を判断することが、Webマーケティングの成功に繋がります。
Webマーケティングでの成功事例2
2つ目の成功事例は、ザ・プロアクティブカンパニー株式会社(旧社名:ガシーレンカージャパン株式会社による施策です。2017年3月31日に社名を変更し、ザ・プロアクティブカンパニー株式会社となりました。
この会社では、にきび向けのスキンケア商品を取り扱っていますが、広告がテレビCMのみだったために、徐々に売り上げが落ち込んできていました。
そこで時代の変化に合わせてWebでの集客に取り組むため、「ニキペディア」という自社メディアを立ち上げ、SEOを行った結果、売り上げを伸ばすことに成功したのです。
ニキペディアは、Webマーケティングの手法の1つでもある「コンテンツマーケティング」に着目して開設されたWebメディアです。
にきびに悩んでいるユーザーが「本当に知りたいことは何か」という部分に寄り添った商品および改善策紹介のコンテンツが大きな反響を呼び、集客アップになりました。
他社の商品までも紹介することでユーザーからの信頼を得て、結果として自社の売り上げに繋がったといいます。
この成功事例から学べることは、ユーザー目線を意識することの大切さでしょう。ユーザーが求めていることを徹底的に調査分析して、ニーズに合わせた情報提供をすることで、ユーザーの信頼や興味関心を得られます。これこそが売り上げにつながる大事な要素です。
ユーザーのためを思ったコンテンツを作り、状況に応じて戦略までをも変更する柔軟さが、Webマーケティングを成功させるコツなのかもしれませんね。
以上が、Webマーケティングの成功事例です。集客アップを目指して、ぜひ参考にしてみてください。
コンテンツマーケティングについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
リンク-ザ・プロアクティブカンパニー:https://proactiv.co.jp/