ヒットするオウンドメディアの名前の作り方!具体的な手順や参考事例を紹介!

オウンドメディアの運営を開始するにあたって、どのようなタイトルをつけるか悩んでしまうことはないでしょうか?オウンドメディアの名前は、サイトへの流入数や再訪率の向上に大きく影響します。 それでは、どのような名前をつければ、オウンドメディアを効果的に活用できるのでしょうか?この記事では、オウンドメディアの名前をつける際のポイントや手順について、他社事例も交えながら解説します。 オウンドメディアの運営を開始する際は、ぜひ参考にしてください。

オウンドメディアの名前をつける際のポイント

オウンドメディアの成果を最大化させるためには、名前を工夫することが重要です。以下のポイントに注意して名前をつけましょう。

・SEOを意識する
・覚えやすい名前にする
・独自性の高い名前にする

SEOを考慮する

オウンドメディアの名前をつける際は、SEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)を意識した名前にすることが重要です。

SEOを考慮した結果、Googleなどの検索サイトで上位表示ができれば、検索によるメディアの流入数増加に繋がります

SEO対策としては、例えば以下のような施策が考えられます。

・検索エンジンで上位表示させたいメインキーワードを名前に入れる
・誰に何を伝えるサイトなのか、ひと目で分かるような名前にする

ただ、難しい場合は、名前を主題と副題に分けて、それぞれにキーワードや説明を盛り込むのも有効です。

SEOを意識しつつも、不自然な名前にならないように注意しましょう。

覚えやすくキャッチーな名前にする

オウンドメディアの名前は、シンプルで覚えやすいものにすることが重要です。覚えやすくキャッチーな名前はユーザーの記憶に残りやすく、サイトの再訪率の上昇が見込めます

例えば、大手メディアの支援実績が豊富な神澤氏は、印象に残るネーミングの特徴として以下の特徴を挙げています。

・リズム感がある
・オノマトペを利用している
・硬子音で始まる(t、k、p、d、g、v)
・駄洒落を入れている など

上記を踏まえたうえで、ユーザーの印象に残りやすい名前にすることを意識しましょう。

出典:印象に残る新ビジネスのネーミングで押さえたい7つの要素|RHC

オリジナルティに溢れた名前にする

オウンドメディアの名前は、独自性が高いものにしましょう。競合や既出メディアと類似した名前は、検索上位に位置せずに埋もれやすくなってしまいます

また、商標登録しているサイト名の使用は、法的なトラブルにつながる可能性も考えられます。このような事態を防ぐためにも、事前に競合サイトの名前を確認したうえで考案することが重要です。

・造語であること
・同じ名前の別のサービスや商品がないこと

上記を留意して、他と被らない名前を決めましょう。

オウンドメディアの名前の参考事例

ここでは、オウンドメディアの名前の参考事例として、以下のメディアを紹介します。

・クラシル
・イロドリック!
・社員研修の知恵袋

クラシル

出典:クラシル | 料理レシピ動画サービス

クラシルは、株式会社delyが運営する料理レシピ動画のプラットフォームです。

クラシルという名前は「暮らしを知る」というテーマに由来しています。文字数の少なさやリズム感から、ユーザーの記憶に残りやすい名前となっていることが特徴です。

また、副題に「動画」や「料理」といったワードを入れることでサイトの内容を端的に表現し、検索流入数の増加にも繋げています。

イロドリック!

出典:イロドリック!|印刷通販のイロドリがお届けする情報サイト

イロドリック!は、印刷通販企業の株式会社プリマリールが運営するオウンドメディアです。

同社が展開するサービスの「イロドリ」に関連させてリズミカルな名称にしたことで、ユーザーの印象に残りやすくなっています。

また、副題には「印刷」というワードが盛り込まれており、ユーザーの検索流入を意識した名前となっていることも特徴です。

社員研修の知恵袋

出典:社員研修の知恵袋|プロの知恵、詰まってます

社員研修の知恵袋は、株式会社カケハシスカイソリューションズが提供するオウンドメディアです。

「社員研修」というワードを名前に盛り込むことで、自社サービスの社員研修に興味をもつユーザーの流入増加に繋げています。

また、「知恵袋」という情報が詰まった媒体を連想させるネーミングが、ユーザーにとって親しみやすいメディアとなっています。

オウンドメディアの名前をつける手順

ここでは、オウンドメディアの名前をつける手順について、以下の項目に沿って解説します。

・テーマとターゲットを決定する
・SEOで上位表示させたいキーワードを選定する
・主題を決定する
・副題を決定する

目次へ

テーマとターゲットを決定する

まずは、自社商材のターゲットとなるユーザー像を設定し、ターゲットユーザーが興味を持ちやすいテーマを選定しましょう。

例えば、マーケティング支援事業を展開する企業の場合、ターゲットは企業のマーケティング担当者となります。

その場合、メディアでマーケティングのノウハウやトレンドなどを発信することにより、興味を持ってもらえる可能性が高まります。自社のターゲットに正しく情報提供ができるよう、慎重にテーマを選びましょう。

SEOで上位表示させたいキーワードを選定する

上記で決定したメディアのテーマに沿った内容で、上位表示させたいキーワードを選定しましょう。

キーワード選定の際には、サイトの流入数増加に繋げるためにも、検索されやすいワードを選択することが重要です。

例えば、Googleキーワードプランナーなどのツールを利用し、ユーザーの検索数が多いキーワードを選ぶと効果的です。

テーマに沿ったキーワードを事前に複数ピックアップし、検索数を比較した上で選定をしましょう。

主題を決定する

キーワードの選定が終了したら、メディアの主題を考案します。

まず、キーワードから連想される言葉を複数並べてみましょう。ある程度並べ終わったら、覚えやすく、独自性の高い名前になるように選定や合成を行います。

また、主題にはSEOを意識したキーワードを無理に入れ込む必要はありません。後述する副題に入れ込むことでもSEOへの対策が可能です。

副題を決定する

決定した主題を元に、副題を考案しましょう。

副題は、主題だけでは見えてこないメディアの内容を補足する役割を持っています。そのため「メディアを訪れることでどのような情報が得られるのか」が一目で分かると理想的です。

また、副題にはSEOで上位表示させたいキーワードを積極的に盛り込むようにしましょう。

まとめ

オウンドメディアの名前は、サイトへの流入数や再訪率の向上に大きく影響します。コンテンツの価値を最大化させるためにも工夫が欠かせません。

しかし「どうしても良いアイデアが浮かばない」という企業さまもいらっしゃるかと思います。

行き詰まってしまった場合は、ぜひ未知株式会社へご相談ください。貴社のご要望をお伺いしたうえで、最適なサイト名をご提案いたします。