目次
ネットプロモーションの種類
ネットプロモーションの種類には「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「SNS広告」「タイアップ広告(記事広告)」などがあります。
それぞれに特徴がありメリットデメリットがありますので、詳しくご紹介していきます。
種類1.リスティング広告
リスティング広告とは、検索キーワードに適用した広告が表示される広告手法のことです。
例えば、掃除機と調べたときに一番上の所に通販サイトの掃除機が表示されたります。それをリスティング広告と言います。
リスティング広告をするメリットとしては、コンバージョン率(成果)までが高いということが挙げられます。検索して調べた時に一番上に広告があるので、クリックされやすいと言った特徴もあります。
また、デメリットとしては費用が掛かることです。相場としましては、月に20万ほどかかります。もちろん値段はピンからキリまでですが、費用それなりに掛かってくるのでよく検討をする必要があります。
種類2.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、サイトに訪れたユーザーに広告を表示できる広告のことをいいます。
リスティング広告との違いとしては、リスティング広告はユーザーが検索したものに関連するものを表示させます。逆にディスプレイ広告は、Webサイトを開いたときに表示される広告です。
ディスプレイ広告は配信できるユーザーが広くなり、さらに潜在層にアプローチできるというメリットがあります。Webサイトを見ていて、いまだ具体的な行動に移そうとしていない顧客に訴求して、ニーズを掘り起こすことが可能です。
デメリットとしては、スティング広告に比べ即効性が低いという点があります。検索して関連のものが表示されれば見る可能性はありますが、特に意識をしていなければ見逃すことも多いです。
種類3.SNS広告
SNS広告とは主にFacebook・Twitter・Instagramなどに広告を展開する広告手法のことです。
近年、Web系の仕事が流行していますが、その中でもSNSでのビジネスがとても主流になってきています。
SNS広告のメリットは、正確にターゲティングができより多くのユーザーにリーチができます。さらに潜在顧客にもリーチができるという点もあり、リスティング広告とディスプレイ広告を掛け合わせたようなものと考えても良いでしょう。
SNSにも種類があり、Facebookでは10代〜50代・TwitterやInstagramは、10代〜20代など各SNSでターゲットにできる層が変わります。
また、デメリットとしては魅力的なクリエイティブを作成しないと目につかず流されてしまうという点です。特にTwitterなどは流れていくスピードが早いため、クリエティブな広告を作成する必要があると言えます。
そして、Twitterの広告費用はオークションで決まったりしますのでぜひ確認をしてください。さらに、最近写真を投稿したり、芸能人がライブ配信をするなど話題のInstagramの広告も多くなってきています。
種類4.タイアップ広告(記事広告)
タイアップ広告とは、あるテーマのメディアを通してターゲットにアプローチする広告手法のことをいいます。
タイアップ広告のメリットとしては、ユーザーは情報収集のためにメディアに訪れるため、エンゲージメントが高いといったことが挙げられます。
デメリットとしては、「PR」表記がつくため、リテラシーの高い読者には広告として受け取られてしまったり、費用が高いといった点が挙げられます。
資金に余裕があるようであれば、自分の形に近いものができるのでオススメです。
ネットプロモーションで成功するには
ネットプロモーションで成功するためには、「ターゲットを定める」「市場調査をする」などが挙げられます。
ターゲット層がずれてしまうと、商品を購入してもらえなくなったりします。また、ターゲット層を細かく設定しても市場調査をしていなければ、値段やデザイン性に不満を持たれてしまい、購入意欲が下がってしまいます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
ターゲットを定める
ネットプロモーションをしていく上で、ターゲットを定めることはとても重要になってきますそして、それをいかに細かく具体的に決めることが大切です。
例えば、20代の女性をターゲットにしたいときなどは、以下のように細かく具体的にして見ると良いでしょう。
- 年齢:20代
- 職業:大学生
- 家:一人暮らし
- 性別:女性
- 年収:200万
- 休日なにをするか:家にいることが多い
一人暮らしの女性に大型のテーブルを提示するよりかは、小型のテーブルを提示した方がコンバージョンされやすい可能性があります。
このようにターゲットを細かくすることで、どの商品を提示すればいいのかを決めることが出来ます。
市場調査をする
市場調査をする上で大切になってくるのが、商品やサービスに対してどれだけの市場があるのかを考えることです。
ターゲットはどういうものが欲しく、価格やデザインなど消費者が満たしたい欲求を考え市場調査をすることで、そのターゲットに適した広告を提示することが出来ます。
例えば、一人暮らしをしている人でテーブルが欲しいとした場合、価格5万では手がとどきにくいため1万程の手に届きやすい価格にすることで、購入してもらう確率が上がります。
今やるべくネットプロモーション
ネットプロモーションをする上で、ブランディングをしていくことはすごく重要になってきます。ブランディングがない企業だと、どうネットプロモーションをすればいいのかわからないと言ったこともあるでしょう。
また何故広告が嫌われているのかについて詳しくご紹介していきます。
今、広告は嫌われている。
ここまでネットプロモーションに関して色々書きましたが現在、広告は嫌われてます。何故嫌われているのか、その理由は簡単です。
広告の押し売り感に不快感を持つユーザーが多いということです。テーブルの素材がなにで出来ているのか気になって調べると一番上に通販サイトのものがでたり、SNSをみていると広告が突然でます。それをみたユーザーが不快感を持つことはよくあります。
その背景には、ネットの普及により広告が認知がされているといったことが挙げられます。SNS広告でも述べましたが、その中でもクリックされたり、購入したいと思わせるような魅力的なネットプロモーションを作成することが大切です。
最大のプロモーションは「ブランディング」
ネットプロモーションをする上で、ブランディングがされている広告は嫌われずらいといったことが挙げられます。知らないメーカーの広告より、有名なメーカーの広告の方が見ようとするのは当然と言えます。
それを踏まえると、企業のブランディングが認知拡大されると、ユーザーから信頼されやすくなります。
では、まだブランディングがない企業はどのようにしてネットプロモーションをするのでしょうか。それは、コンテンツマーケティングを用いたネットプロモーションをすることです。
コンテンツマーケティングとは、発信を通して見込み客を獲得し、商品を購入してもらい最終的には、ファン化するネットプロモーションのことをいいます。他のネットプロモーションとの違いは今すぐに購入を目標とせず、まず認知をしてもらうということです。
コンテンツマーケティングのメリットは低予算で可能、リストマーケティングを展開しやすいなど様々なメリットがあります。
そのため、まだ企業をされた間もないという方でも参入がしやすいです。そして、ここでブランディングをしっかりとアピールできるようになれば、認知拡大にも繋がります。
コンテンツマーケティングで大事なのは、購入を催促させないということです。催促してしまった場合、それは普通のネットプロモーションと変わりません。