今回は、最近増えつつある在宅ワークのお仕事の種類と、そのお仕事がどういった業務なのかに関してご紹介していきます。
子育てや介護などで外に働きに出るのが難しい人に人気なのが「在宅ワーク」です。では、在宅ワークにはどんな仕事があるのでしょうか？この記事では、在宅ワークの種類を解説します。
在宅ワークって？内職との違いとは
「在宅ワーク＝家で仕事をすること」と考えている人は決して少なくありません。しかし、在宅ワークにもいくつか種類があります。
企業に雇用された状態で在宅勤務を行うテレワークや内職もあれば、企業に雇用されずに個人事業主として行う在宅ワークもあります。
在宅ワークをしている人の多くは後者です。
個人事業主として仕事をする場合、企業に雇用されているわけではないので、クライアントと対等な立場で話し合いができる・自分の一存で仕事を受けるか断るか決められるなどのメリットがあります。
しかし、その分クライアントと密にコミュニケーションを取り、良い関係を築けるよう努力することが欠かせません。
厚生労働省が2013年に行った調査によれば、在宅ワークで月収10～19万円程度稼いでいる人は全体の18.5%にとどまっています。
参考：厚生労働省（https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/zaitaku/dl/100728-1.pdf）
在宅ワークは自宅で悠々自適に働ける夢のような働き方と思っている人もいるでしょう。しかし、在宅ワークでコンスタントに月10～19万円を稼ぐのは、こちらのデータからもわかる通り簡単ではないということです。
在宅ワークの仕事の種類とは
では、在宅ワークの仕事にはどのようなものがあるのでしょうか？簡単に見ていきましょう。
データ入力・文字起こし
代表的な在宅ワークに「データ入力」や「文字起こし」があります。特にデータ入力は案件数も多く、単純にデータをPCで入力していくだけなので初心者でも取り組みやすいのが魅力です。
「文字起こし」は、インタビューや講演などの録音テープを聞いて、内容を文字に起こす仕事。スムーズかつ正確に文字起こしを行うには、経験を積むことが大切です。最初は短い時間の案件からチャレンジしてみると良いでしょう。
ライティング・記事制作
Webメディアが増えるにつれて近年案件数が増えてきているのが、ライティング・記事制作の在宅ワークです。
クライアントの希望を聞いて記事を書く仕事は一見誰でもできそうに思えますが、それほど簡単なものではありません。
自分がよく知っている分野の知識や経験を記事に活かすことができるのは、ライティング・記事制作の大きな魅力です。
アンケート・モニター
アンケートやモニターの在宅ワークも人気です。インターネット上のアンケートに答えたり、実際にサービスを利用してその感想を投稿したりします。
1件あたりの単価は決して高くありませんが、隙間時間で取り組めるのが魅力です。
翻訳
外国語が得意なら、翻訳の仕事にもチャレンジしてみましょう。翻訳は、既存の文章を外国語に訳す仕事です。専門的な知識が必要になるため、ライティングなどに比べると高単価の案件も多く見られるでしょう。
翻訳といっても、簡単なものから専門的な知識が必要なものまで様々です。
最近はインバウンドが盛んになってきたこともあり、翻訳者の需要も高まっています。
WEB制作・WEBデザイナー
在宅ワークで高収入を目指すのであれば、WEB制作やWEBデザイナーの仕事がおすすめです。
企業のWEB制作を請け負ったり、サイトのデザインをしたりする仕事は、需要もあります。
HTMLやCSS、Javascriptやコーディングに関する知識が必要不可欠なので、WEB制作者・WEBデザイナーとしてデビューするには時間がかかります。しかし、案件数も多く、他の在宅ワークに比べると高単価なので、比較的高収入が狙えるのが魅力です。
まとめ
このほかにも様々な在宅ワークがありますが、自身のスキルに合わせて始めやすいのは、今回ご紹介した5つです。在宅ワークはあくまでもビジネス。在宅ワークを始めたら、一つ一つの案件に真摯に取り組みましょう。
経験を積み、クライアントの信頼を得ることで、継続的に仕事がもらえる可能性も高まります。
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