効果的な導入事例記事で自治体からの反応が向上

案件概要

コニカミノルタジャパン株式会社は、「材料・光学・微細加工・画像」の4つのコア技術を活かし、オフィスサービス、医療機器、プラネタリウムなど多岐にわたる事業を展開する企業です。1873年の創業以来、技術革新を続け、現在では世界150カ国でグローバルに製品とサービスを提供しています。 未知株式会社は、コニカミノルタジャパン株式会社様のパートナー企業として、ハイブリッド通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」の導入事例記事作成をサポートいたしました。今回、コトバルのマーケティング担当である藤村尚大様に、導入事例記事作成における取り組みや、その成果についてお話を伺いました。(インタビュアー:未知株式会社 坂本)

自治体・ホテル向け多言語通訳サービス|KOTOBAL(コトバル)|コニカミノルタジャパン株式会社

https://kotobal.konicaminolta.jp/

解決したい課題

  • 簡素なWebサイト構成で、情報量が不足

  • Webからの流入や資料ダウンロードの最大化

施策

  • 導入事例ページの設置と拡充

  • 自治体の担当者が参考になる導入事例の作成

目次

優先的に導入事例ページの設置と拡充を検討していた

坂本:

― コトバルのサービス概要と藤村様の役割についてお聞かせください。

藤村:

コトバルは、多様な人々を受け入れ共生する社会の実現を目指す多言語通訳ツールです。AI翻訳とオペーレーターによるハイブリット通訳をタブレット1台で導入できる点が特徴であり、主に自治体やホテルで多く利用いただいています。

私はマーケティング業務を中心に、商品企画やその他業務サポートなども行っています。

坂本:

― 弊社にご依頼いただく以前にあった課題について教えてください。

藤村:

私がマーケティング担当に就任する前のコトバルは、非常に簡素なWebサイトでサービスを展開していました。まるでランディングページのように、一枚だけのページ構成だったため、SaaS系サービスにもかかわらず、Webからの流入や資料ダウンロードの獲得が難しい状況でした。そのため、検索流入を増やし、コンバージョンにつなげるためのWebサイト改修が急務であると考えていました。

坂本:

― 具体的に、どのような改修方針を立てていたのでしょうか。

藤村:

まず、導入事例ページの設置と拡充を最優先に考えました。営業からの報告で、自治体の担当者はサービス選定時に複数の企業を比較検討し、導入実績や成果を上長に報告する必要があることが分かりました。

当時のサイトには導入事例ページがなかったため、コンテンツマーケティングの観点からも、導入事例ページの作成を最初のステップとして進めました。

未知株式会社に導入事例記事制作を依頼した決め手

坂本:

― 未知株式会社に導入事例記事制作を依頼した決め手は何だったのでしょうか。

藤村:

複数のWeb制作会社を比較検討し、最終的に未知さんを含めて2社に依頼しています。全体の8〜9割の記事制作を未知さんにお願いしていますが、その理由は手頃な費用と安定したクオリティが期待できたからです。当時は、記事数を重視していたため、安価で大量かつ迅速に制作できる未知さんに依頼することが最適だと判断しました。

坂本:

― 未知株式会社が提供する記事のクオリティはどのようにご評価いただいていますでしょうか。

藤村:

未知さんから提供される記事は、一定のクオリティを安定して維持しています。他社にもコンテンツ制作を依頼していますが、そちらは非常に高品質な記事を求めており、単純にクオリティを比較するとそちらのほうが優れています。ただし、コストパフォーマンスの観点では未知さんの記事に非常に満足しています。

坂本:

― 導入事例記事を公開後の成果は何かございましたでしょうか。

藤村:

LPを含めた全体のコンバージョン数は、月に60件から100件ほどあります。割合が一番大きいのはLPですが、導入事例記事も確実にコンバージョン数へ貢献してくれています。特に記事数が増えてからは自治体からの反応が良く、自分たちと同じ規模の自治体がコトバルを導入している事例を見てもらえているようです。

坂本:

― ありがとうございます。そのほか、予想外の効果はありましたか。

藤村:

導入事例をまとめたホワイトペーパーを作成し、営業資料として活用することで全国の自治体からダウンロードされています。これにより、営業がどの自治体にアプローチすべきかのリストが作成できたのは、当初想定していなかった副次的な効果です。

さらなる拡充に向けたサポートに期待

坂本:

― 社内からの反応はどのようなものがありますか?

藤村:

もともと社内では導入事例記事を増やしていこうという方針があり、記事が次々と増えていくことに対して好意的な評価をもらっています。また、営業部門からは「導入事例記事を見た」という声があったとの報告もあり、社内外で広がりを感じています。

坂本:

― 弊社のフロント対応についてはどう評価されていますか?

藤村:

担当の塩崎さんの対応は非常に素晴らしいと感じています。私たちのサービスをよく理解していただいているだけでなく、以前、インタビュー時にあまり良い質問が出なかった際にも、その場で塩崎さんが上手に話を引き出してくれました。我々とのコミュニケーションもスムーズで、とても親身になってサポートしていただいています。

坂本:

― 導入事例記事の拡張フェーズに入っていますが、今後の展望を教えてください。

藤村:

拡張はまだ始まったばかりだと思っています。まずは30本を目標にしていますが、そこからさらに業界や従業員数などでソートできるように記事の数を増やしていく計画です。特に同じ業界や規模の自治体の事例が見られることが求められていると感じていますので、引き続きコンテンツを充実させていきたいです。最終的には60本、120本と記事を増やしていく予定ですので、今後もサポートをお願いできればと思います。

坂本:

― 今後も御社の課題解決に向けて全力でサポートいたします。本日はありがとうございました。

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