デジタルプロモーション株式会社

「地域創生の熱意を形に」サイトデザインを通じてメッセージ性を高める事例

案件概要

デジタルプロモーション株式会社は、自社運営するハイパーローカルメディア「タウンビジョン」や地元密着記者の活用、各種SNSサービス運用やターゲットユーザーに響くコンテンツ制作を通じ、地域に係る様々なエリアファンマーケティングを支援する企業です。 未知株式会社はデジタルプロモーション株式会社のパートナー企業として、コーポレートサイトのリニューアルをお手伝いさせていただきました。今回はデジタルプロモーション株式会社の後藤様(以下、敬称略)に、コーポレートサイトリニューアルへの取り組みや成果についてお話を伺いました。(インタビュアー:未知株式会社 坂本)

デジタルプロモーション株式会社

https://digitalpromotion.co.jp/

解決したい課題

  • 企業イメージと実際の事業内容とのギャップ

  • ウェブサイトのユーザビリティの低下

施策

  • コーポレートサイトの全面リニューアル

  • メッセージとブランディングの明確化

目次

「地域創生事業のメッセージを明確に」旧来のホームページからの脱却

坂本:

― どのような経緯で、サイトリニューアルを検討されたのでしょうか?

後藤:

2022年に社長に就任した際、弊社のサービスは大きく変わりました。地域創生を軸に、メディア構築、デジタルマーケティング、イベント支援など、幅広いサービスを提供してきました。ただ、新サービスを追加するたびに既存のウェブサイトにページを足していたため、ユーザビリティが低下し、情報が整理されていない印象を受けるようになっていました。

この問題は、地域創生への貢献と弊社のサービス内容が十分に伝わらない原因となっており、私たちのメッセージが効果的に届かないという大きな課題を生んでいました。そのため、より明確でアクセスしやすいサイトへと改善することが急務でした。

坂本:

― 実際に起こっている課題として、印象に残っていることはありますか?

後藤:

以前のホームページには「地域創生」に関する情報が一ページのみで、内容も不十分でした。このため、当社が地域全体にフォーカスしているのか、それとも個々の店舗向けのマーケティングに重点を置いているのかが不明瞭でした。

事実、大手企業との取引事例が前面に出ていたため、訪問者には店舗マーケティングを専門とする企業のように見えていたのです。実際に、名刺交換後に当社のホームページを訪れた顧客から、事業内容とウェブサイトの印象にギャップがあると指摘されたことがあります。

坂本:

― 未知株式会社に依頼された決め手は何だったのでしょうか?

後藤:

当初から社会とのつながりを明確に示すホームページを目指していました。しかし、複数の制作会社に相談したところ、ブランディングを基にしたウェブサイト制作は高コストになることが分かり、進め方に悩んでいました。

そんな時、ある会合で御社の下方社長と出会い、ホームページのリニューアルについて話を伺うことができました。下方社長は、私たちの目指すブランディングとホームページの重要性について熱く語ってくれました。また、費用面でもリーズナブルな提案をしていただいたこともあり、総合的な面を考慮してご依頼する運びとなりました。

サービスを整理し、メッセージが響くホームページへの変貌

坂本:

― サイトリニューアル後の評価について教えてください。特に、以前感じていた課題や表現したかった世界観は反映されましたか?

後藤:

リニューアルを通じて、私たちが大切にしている世界観を動画とサイト全体のデザインで表現できたことに非常に満足しています。散乱していたサービス情報も整理し、新たにカテゴリ分けを行いました。これにより、以前には掲載されていなかった主要サービスも含め、よりクリアに情報を提供できるようになり、期待以上の成果を得られました。

坂本:

― ありがとうございます。社内からの評価はどうでしたか?

後藤:

社内からは「ようやくプロフェッショナルな企業らしいホームページになった」との声を多くいただいています。

以前はサービスに関わるチームの顔が見えにくいという問題もありましたが、今回のリニューアルでキーメンバーを前面に出し、私のインタビューも掲載したことで、どのような人たちが運営しているかがはっきりと伝わるようになり、非常に好評です。

坂本:

― 社外からの反応はいかがでしょうか?

後藤:

ホームページリニューアル後、直接私に「働きたい」というお話をいただいて、10月1日に内定を出した人が1人います。

あるカンファレンスでの私の発表をきっかけに、その後のホームページや動画を通じて、弊社に感動して入社したいと言ってくれた方がいました。問い合わせに関しても、リニューアルからまだ2週間ですが、徐々に増加している印象を受けています。

坂本:

― サイトリニューアルによって予想外の効果はありましたか?

後藤:

今回のサイトリニューアルを通じて、ミッション・ビジョン・バリューを明確に策定したことで、会社の理念が広く伝わったような手応えがあります。特にバリューに関しては、私が会議で話していた内容を形式化し、全ての社員が共有できる形にすることができました。

これにより、会議に参加できなかった社員にも、会社が大切にしている価値観を伝えることが可能になりました。

未知株式会社の明確な強みと戦略的アプローチ

坂本:

― プロジェクト中で特に印象に残った出来事はありますか?

後藤:

長崎での撮影は特に印象的でした。地元の農家や商店街、店舗、施設の方々にご協力いただき、インタビューやディスカッションの様子を撮影することができたのは大変有意義でした。地域創生の現場を直接映像で伝えることができ、その貴重さを感じました。

地域創生の現場を伝えられる機会は本当に少ないので、実際に地域創生に取り組まれている方のお姿を伝えられたのはよかったと思います。

坂本:

― プロジェクトチームとのコミュニケーションはスムーズでしたか?

後藤:

はい、特にディレクターの垣迫さんとの連携は良好でした。定例ミーティングは常に順調に進み、垣迫さんのアイスブレイクも効果的でした。共通の趣味であるバスケットボールの話題で打ち解けることができ、プロジェクトを通じてコミュニケーションが取りやすかったです。

坂本:

― 未知株式会社との相性が良い企業の特徴は何だと思いますか?

後藤:

思いが強い企業や、ホームページに関するリテラシーが不足している企業ほど、未知株式会社との相性が良いと感じます。未知株式会社は、顧客の抽象的なイメージを具体的な提案へと落とし込む能力に長けており、テキストとビジュアルの両面で的確なアプローチを提供できる強みを持っています。

坂本:

― 今後とも御社の課題解決に向けての取り組みをサポートさせていただきます。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

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