サステナブル・ラボ株式会社

企業のメッセージが適切に求職者へと伝わる。コーポレート&採用サイトで多角的なアプローチ

案件概要

サステナブル・ラボ株式会社(以下、サステナブル・ラボ)は「データサイエンスの力で、サステナブルな世界を創る」ことをミッションに掲げ、ESG/SDGsに特化した非財務データプラットフォームを提供する企業です。 AIとビッグデータを活用し、企業のESG/SDGs貢献度を可視化する非財務SaaSツールなどのインフラの構築と展開を行っています。 この度、未知株式会社(以後、未知)がコーポレートサイトのリニューアルをお手伝いをすることとなりました。求職者向けメッセージの打ち出し方に課題を抱えていたサステナブル・ラボは、どのようなアプローチでサイトリニューアルに取り組まれたのでしょうか。 サステナブル・ラボ代表取締役の平瀬錬司さま(以下、敬称略)にお話を伺いました。(インタビュアー:未知株式会社 木村)

サステナブル・ラボ株式会社

https://suslab.net/

解決したい課題

  • ミッション・ビジョン・バリューが求職者に届かない

  • 応募者の母集団の増加に課題を感じていた

  • サイト制作は要件定義から任せたい

施策

  • コーポレートサイトおよび採用サイトのリニューアル

  • 綿密なヒアリングで要件定義から伴走

  • メッセージ性重視のサイトデザイン

目次

MVVの伝達に課題あり。依頼の決め手はゼロからの伴走

木村:

― コーポレートサイトのリニューアルに至るまで、御社はどのような課題を持っていたのでしょうか。

平瀬:

弊社が掲げているミッション・ビジョン・バリューがサイトを見てくれている求職者にうまく伝わっていませんでした。100個伝えたいことがあっても、求人票や自社作成の採用ページでは10から20程度しか伝わらない。そのためファーストコンタクトが弱くなり、応募者の母集団が一向に増えなかったんです。

たまに展示会で求職者にお会いした際にお話をさせてもらうと「すごく良い会社」「すぐにでも働きたい」と言ってもらえるようなことが何度かありました。1on1で話せば伝えられることも、サイト経由でどう伝えたらよいかが分からず、相当な数の求職者を取りこぼしていたんだろうと思います。

木村:

― メッセージをうまく伝えられていないという課題の解決に向け、数ある制作会社の中から未知を選んでいただいたのはなぜでしょうか?

平瀬:

理由は大きく分けてふたつあります。

ひとつは要件定義の段階からしっかりと伴走してくれる点です。制作会社の多くは、すでにある程度定義が済んでいる要件に従って制作する、いわゆる下流のプロであることが多いと思います。今回のリニューアルにおいては、我々は「伝えたいことはあるけど見せ方がわからない」という状態でしたので、ゼロから入っていただき一緒に要件定義してくれる会社である必要がありました。

未知さんには、我々の「コンセプトやミッションに共感してくれる人が仲間になってほしい」という強い思いを理解していただけたと思っています。「ここはなぜこのデザインにするの?」「なぜこのコンテンツが必要なの?」という疑問を突き詰めながらサイトを設計してくれましたので、安心してお任せできました。

木村:

― ありがとうございます。もうひとつの理由もお聞かせください。

平瀬:

もうひとつはご縁とタイミングですね。私がサイトのリニューアルを考えていた時に担当者さんにお話をお伺いする機会がありました。その時に私どもが実現したいことに大変寄り添っていただけたので、これは一緒に仕事をしたいと思った次第です。

過去にご相談させていただいた制作会社さんは、まず工数と費用に関する話から始まりました。定義された要件に従って制作するという役割上、工数提供が制作会社の売り物という話になりがちです。

しかし未知さんは我々が手に入れたいもの、今回で言えば「出会いたい人と出会うための採用サイト」について語ってくれました。それも要件定義のためのヒアリングではなく、サイトを通じて実現できる未来に向けた“対話”です。率直に「面白い」「未知さんとは繋がっていたい」と思えたのが最終的な決め手ですね。

感覚的な表現をしっかりとデザインに落とし込む制作チーム

木村:

リニューアルに向けた弊社とのやりとりの中で不安や不満はございませんでしたか?

平瀬:

非常に柔軟に対応していただけて大変満足している、というのが率直な感想です。ひとつ印象に残っているのが、ビジュアル部分に関するやりとりです。どうしてもビジュアルに関する会話は情緒的になりがちで、ああでもないこうでもないと徒労感を感じる時間になりやすいと思います。

しかし、未知の制作チームは「ちょっと暗い」とか「何となくかっこ悪い」といった私たちの感想を上手に吸い上げてデザインに落とし込んでくれました。たまたま感性が近かったのかもしれませんが、そういった情緒的な情報を吸い上げて咀嚼できる経験豊富でスキルレベルが高い方が揃っていると感じています。

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大きく変わった面接の”確度”。理念を受け取った応募者が続出

木村:

― リニューアル後、メッセージが伝わっていないという課題は解決に近づいたのでしょうか?

平瀬:

実際に求職者の方とお会いしたときの確度が大きく変わったと実感しています。

今回コーポレートサイトと採用サイトを両方リニューアルしていただいたことで、我々のミッション・ビジョン・バリューと、プロダクトの内容の全てを伝えやすくなりました。サイトをしっかり読んでいただければ、弊社に関する基礎知識は十分に得られる状態が実現できたのです。

その結果、我々が大切にしている価値観を十分に理解していただいたうえで面接に臨んでいただけるので、いい雰囲気で話ができますし、以前よりも意思疎通しやすくなりましたね。我々の言いたいことを理解してくれている方との面接は、ついつい深い話になることもしばしばです。

木村:

― 求職者の確度に変化を感じていただいたということですね。周囲からは何か反応はありましたか?

平瀬:

社内からは「シンプルでかっこいい」というビジュアルへの反応が多く、お客様やパートナー企業さんからは良い意味で「語るねえ」「とがっているねえ」といったお言葉をいただきました(笑)。

私たちが考えているよりも、お客様やパートナー企業さんにはよく弊社のサイトを見ていただいています。今回はオフィシャルで冷静なコーポレートサイトと、情緒的で感情に訴えかける採用サイトという切り分けをしていただきましたが、採用サイトを通じて改めて弊社の理念や姿勢を感じ取っていただけたのではないでしょうか。

弊社のプロダクト自体が新しい市場を作ろうとしているもの、いわゆる”とがっている”ものですので、姿勢や実績を表せている手応えを感じています。

ご相談・見積り

共鳴し合える価値観の会社がベストマッチ

木村:

― 弊社のコーポレートサイト制作は、どのような企業に適していると思われますか。

平瀬:

これもふたつ思い浮かびました。まずは「人こそ会社」「組織は人なり」など、従業員やパートナーを重視する価値観を持った企業です。未知さんとの制作過程全般を通じて、非常に人を大切にしている会社だと感じましたので、同じような価値観の企業とは共鳴しあっていいものが作れるのではないでしょうか。

もうひとつはミッション・ビジョン・バリューが明確な会社がいいですね。メッセージ性が強い会社であればあるほど未知さんの感性がハマると思います。逆にその辺りがあやふやな会社では、未知さんの持ち味が生かせずに中途半端な仕上がりになりそうです。

まとめると、人を重視する企業哲学を持った会社であれば、業種や企業規模は関係なくベストマッチすると思います。

木村:

― 今後も御社の課題解決のお手伝いをさせていただきます。今回はお忙しいところありがとうございました

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